アデライトの花1巻(TONO)

アデライトの花 1 (Nemuki+コミックス)作者: TONO出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 2017/02/07メディア: コミックこの商品を含むブログ (1件) を見る うーん模写しちゃいたい。やっぱりさあとナレーションのフォントがいいんだよね。でもやっぱ絵を写し…

ある時期までは私も単純にこう考えていた。かきたいものごと、話したい話題べつに、アカウントを分け、自分の名前を増やし、すきなだけ分裂すればいい。この誘惑は今もつきまとっているし、ひとがそうしたしかたで自分の複数性とつきあっていくことにはもち…

先週また秋田に、今度は青森経由で行ってきた。新青森駅はほんとうに乗り換えで構内を通るだけ、という時間しかなかった。受付のひとがどのような言葉遣いをしてるかとても気にしてしまう。弘前も久しぶりに見たかったけれど無理だった。 目的地で降りて写真…

『忌臭祓い』(奥村真)

メディアマーカーという読書記録をつけるサービスがあって、しばらく前に終わった。10年近く使っていた。ひとなみに「まめ」だった訳だ。けれど読書記録をつけなくなってもなにも変わらないことが判り、ひとの言葉を借りればすっきりした*1。読書記録に対す…

『写真のボーダーランド』(浜野志保)

大森荘蔵の初期の知覚をめぐる議論でこんなのがあったと思う(この日記の最後の後にかくようにこの私の記憶に失敗と成功とがある)、たとえば顕微鏡などを用いて通常の人間の眼ではとらえられない「組織」(椅子の表面や、人間の皮膚など)を写したプリント…

柿沼裕朋『水銀のゆらぐ言』

水銀のゆらぐ言作者: 柿沼裕朋出版社/メーカー: 国書刊行会発売日: 2018/04/26メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る これだけを伝えに来た、のモードは余裕と取り違えて受けとられることがよくあると思う。ぐだぐだ説明してる時間はない、そし…

砂子屋書房の連載で、平岡直子さんが飯塚距離の一首鑑賞をかかれておりました(https://sunagoya.com/tanka/?p=19577)。 ひとから依頼されて寄稿したものを「載せて頂きました」と書き手本人が儀礼で言うのはやめたほうがよい、とある詩人はとがめて言って…

海外の作家や理論家の訃報をたしかめたとたん、国内では未訳の本を云々しはじめ「一刻も早く心ある訳者と出版社によって翻訳されるべき」とかしたり顔でツイートを回してみせる人文系のひとびとには笑いがこみあげてきます(どこまでサービスで頭がいっぱい…

『サーカスの娘 オルガ』(山本ルンルン)

サーカスの娘 オルガ 1巻 (ハルタコミックス)作者: 山本ルンルン出版社/メーカー: KADOKAWA発売日: 2017/09/15メディア: コミックこの商品を含むブログを見るサーカスの娘オルガ 2巻 (ハルタコミックス)作者: 山本ルンルン出版社/メーカー: KADOKAWA発売日: …

配信メモ

・チャンネル登録するだけして長く未見のひとというのも申し訳ないけどたくさんいてしまいます。とはいえ、いっぺんに半年分のアーカイブのどこからでも視聴できることが遅れてきた者にのみ与えてくれる特権もあって、これはしばらく前の話になるけれど海夜…

配信見てても「選=引用」という評価法がやっぱりどこかから入り込んでくる……というのもあってこつこつメモしてはbotに打ちこんでいくんですけど、おしゃべりを文字になおす過程で「笑」のよさをあらためて見つめなおしたりしました。 めめめが夢の中でポケ…

短歌の蚯蚓腫れのグリッサンドに際して

短歌を読むしかたにおいておそらく私が初めに失明をおぼえたのは、歌を音の集まりに再構成した上でその構成音を一個一個取り上げては「この上句のY音の柔和さが(……)」「K音の硬質さ/軽快さが(……)」といったしかたで音を聴取しようとするしかただったの…

悲鳴=昆虫=Rest In Peak, Run Into Punishment.

もうむくろへ空目しなくてどきどきしたこの主に上=この逃げて末っ子のいる傘は弱るでしょうね(19××~19××~19××)循環いやいやかえってこなかった誰か来てお前とは十にひとつのはなし歯にもきりきずは何もなければひと襲うひと今日の夢シークレットサービ…

「キズナアイのすべてを肯定する女」(物述有栖)。もしかしたら私がバーチャルYouTuber/vtuberのすべてを肯定しているように思われるかも知れない。それどころか事実はまったく逆と言わなくてはいけない。これまでかいてきたなかで明かしてきたように「ク…

東京の叔母は真っ白なクラシックギターを贈ってくれた(このかきだしになにものも宿るなかれ)。フォークソングがかつてその上に学ばれ、弾かれた。私は主に5・6弦ばかりに入り浸った。さっそくCもBもないダウンチューニングにしたあげく、指でかきなぞって…

車のドアをガコガコいわせながら電話で鍵がどこかにいってしまったらしきことをとても陽気に話してるひとがいて救われました。今ぱっとまとめてしまいましたけど、ほんとうはよく聞こえなかった。「鍵をなくしたことにあまり疲れてないひと」を日々欲してい…

「してきたことの総和」が未来ではなくなるときに

(ゔるまちゃんはレース終了後、自分の乗り込んだ「VR-UFO」を声もなくいたわるだろう。*1) 「儚さとは消えやすいもののことだ」という根強い神話にしばらくの間抗ってみよう。ときにはこうした無謀によってかきはじめなくてはいけない。この消えやすさを、…

字(あざ)

祖先? 聞くってどのままでの山 遺言と命令文のハーフ以後いまにいたるまでかすめタキオンはったりは何故羽根に思ってい出かける赤に候補するようあなたの人間のOCCULTと胸を黄ばめ

にらめっこじゃ相手にならないメモをかさねて毎日です。メモであれば「なのだ」も使える、「である」だって使える。だけどこうしてこんな散文に飛びこんでかこうというときは、せめて、なのだ・である体に抗したい。抗したいって言葉の意味はつまり、負け気…

有償ってことについては何度も考えてて。自分の作品は全部フリーでばらまいてきた訳だけど、こだわってるんでもないと思うんだけど、あとこれからどうなるかは私だって判らないし、だけど。それに無償だフリーだって言うけどそもそも私が公開してるのインタ…

(わたしいがいの)地名は地面へ帰れ?

地域リポーター的な側面をさぐっている配信者も、今ではかなり増えたのだろうか。私が見ているのは大谷さんや日雇礼子といったひとたちくらいだけれど、この前は物述有栖が「にじさんじのくじじゅうじ」内の企画において谷中銀座ですばらしいロケを収録して…

葬式で実家にいる間、撮ってきたもの。 ・誰がこんな風に貝殻を幽閉したのか知らない。畑の土をひっくり返していて、あるとき貝がそこらじゅうに埋まっているのに気づいた。貝塚!と興奮したけれど、肥料として砕いて埋めただけという可能性がすぐ浮かんで(…

チャット欄を見ているとよく判る通り、「~は草」「~すこ」とか、誰もが使えるスラングにこそ逆説的にも自分の発作的で一回的な思いが最もよく伝え渡せる、ということを(インテリの説教など爽快に無視して)みんなよく知っている*1。ということは『タルブ…

反嫌煙の言説で目立つものに「日々街中を走り回る車の、害悪においては副流煙の比ではない排気ガスを見逃しておいて……」というのがある*1。この理屈は、私の印象としてはどうしてもあとずさったところからの疲れある抵抗に見えてしまうし、これに対する嫌煙…

一番すきな鳥はスズメです。一番すきなものと毎日どこでも会えるのは「不健康なこと」なんだろうか。遠いものへのあこがれが、今そこにいたらおかしい?

養蚕の映像をぼんやりとした理由で見た。主にふたつのことを思った。そのうち一段上階にあたる欲望を受け入れた上で、そこからもう一度私は降りた。必要に思えたから。……成長の区切りごとに蚕の幼虫は、糞の量が変わるのだという(成長時期ごとの個体べつに…

私、たとえば納豆が食わず嫌いだけど(嘘。子供のころ食べて嫌いになっただけ!)、ひょいっと今眼の前にだされたらあまり躊躇なく食べちゃいそうな気がする。時と場合によるとかたぶんそういうことじゃなく。気分の問題でもなく。「納豆が嫌い」から「納豆…

今日はなにについて日記にかこう、ってたのしみが一日の早い時間にあったと思います。今日も日記がかけることがひとつの恃み、をこえてたのしみでありえた。いつも有効に使えたことなんてなかった「ルーズリーフ」に黒板の字などを義務的にメモしてるときも…

その年に発売された国内盤CDの情報が網羅されてあるCD年鑑というのがあった。今も出版されてるのだろうか。年鑑は電話帳とかそれこそ「ゼクシィ」くらい分厚い、重いもんで、それは私が住んでいた秋田県の町、通学路沿いにあるN書店という小さな本屋さんにも…

『聖なるもの』続き

オットーは人間の感情において後成説を退ける(感情に遅刻者はいない)。また、オットーは変化論も退ける(感情に成り上がりや破産者はいない)。感情は人間に対して、信仰のスピーチで言えば:目覚めているか/いないかだけ、地層のライティングで言えば:…