読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

レーローレーエン

気散じ

 夏からこっち、『現代短歌史』(加藤克巳著……かとうかつみちょ!!!)を開いてるけどぜんぜん。本文だけでよゆーの600ページ越えなのでくそまじめに初めから読もうとするとしぬな私と思ったので矯味あるところを小切りに読むモード。矯味てなんだいね。

 われのうちにスウジーといふをとめゐてスウジーとよべばまばたきをする/石川信雄
 (加藤克巳『現代短歌史』p.289、砂子屋書房、1993年)

 みのらぬいちじくの葉があつて、あをい実の柿の木があつて、はるか七月の日があつた。/児山敬一
 (同上p.318)

 黄昏は今日もたのしい嘘をつく 娘は切手でこんな見事な勲章をつくる/白井尚子
(同上p.325)

 「昭和歌壇の展開」章から。石川信雄の一首は『シネマ』未収録だった気がするけど確認する体力がなくてすまないよ、スウジー。


 国会図書館でも読むことができない歌集というのはたとえば、『日本現代詩歌研究』第9号で森本平が書いている通り(「昭和初期モダニズム短歌再考」)、小玉朝子『黄薔薇』だったりする。調べたかぎりでは、大阪樟蔭女子大学図書館(http://library.osaka-shoin.ac.jp/mylimedio/search/search.do?keyword=%E5%B0%8F%E7%8E%89%E6%9C%9D%E5%AD%90&x=46&y=26)に一冊置いてあるのみ。大阪の日は近い、ということになればいいのだけど(……)。

広告を非表示にする