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「美少女を引き立てるためにいるのだからわきまえなさいな」

 なにかを反動的に愛する訳でもないし、誰かの否定的な評価へのカウンターでなにかを愛したい訳でもないのだから、ということは自明に思える。艦これアニメを反動で好いている訳では私もないけれど、ただエントリの長さは多少反動的だったかも知れない。
 吹雪さんのことがどんどん好きになるアニメでよかった(敬称抜きに名前を書く作法は堪える)。翔鶴さんの髪を吹き流す風に感動した(実直なひとたちが思い出させてくれるようにアニメでは髪が動くのだった)。かわいいやりとりがいっぱいあった。ほんとうはそれだけ書いておけばよかった。


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 赤城さん加賀さん本(http://kyollect.hatenablog.com/entry/2015/03/15/141329)といっしょに頼んでおいた『夕凪ゴーラウンド』『110010 すこやかペンギン50冊記念本』(すこやかペンギン)。
 『夕凪ゴーラウンド』、火曜日だけ別の人格になる夕凪という子のおはなし。(火曜日以外の)自分にはユウ、火曜日の自分にはナギという名前をあげる夕凪さん。ユウとナギ、きっちり2モーラづつの音楽を名前から取り分けるための、4モーラのユウナギという名前が「設定」からのすでに贈り物のようだ。姓名の間に読点を打つ、ひとりの名前にふたりの名前を呼んでみせる雲出雪枝(http://kyollect.hatenablog.com/entry/2015/03/08/182724)とはまた違うしかたで、ふかさくえみの漫画の子たちは決められた筈の一個の下の名前からも「はんぶんこ」というかわいい仕草を取り出してくれる。書道部員として筆をとっているナギの想像図がくすぐったい。
 『110010 すこやかペンギン50冊記念本』も楽しい本……すこやかペンギン名義で発行されてきた50冊の紹介カタログ、なによりその一冊も読んだことがないのだから楽しいに決まっている。これもレシピを見る喜びなんだと思う。ときめきのタイトルを書き写せば、「そらのだんぺん」「シアフレ」「織田くんと蛍戸木さん」「ユキミレコード」「あめ玉オクテット」。雲を吐いてる子の絵がきゅんなる「もくもくさん」、読んでみたい。

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