今木が、僕は虚構のキャラクターの子供たちがどうなろうが本当は知ったこっちゃないと思ってる、みたいなこといつか日記でかいてたじゃないか  ほかのひとならともかく今木のような書き手がそう言うのを読む、というのはそれなりにそれなりのもので こちらは眼をぎゅっとつぶり、しずかに細く岩に穴をあける水の穿ちの気配を心のなかでただもうさぐるような思いでパソコンの前にいた そういう夜が思いだされる ネガティブな意味ではないです  二度とは言えない類の「かきおき」だったろうねと思うだけ


「およそこの十年間の話だと思うのだけれど,私は人並みくらいにキャラクターを好きになりたかった.かつて,話の流れや作品の周囲の出来事に興味を持つことはあっても,キャラクターを中心に物事を考えることはできなかった.キャラクターを愛することのできる人がうらやましかった.」(曽我十郎)


引用ならいくらでも ただ手はもう少し違う汚し方を望んでいる



・「ナントカ三術将3」(三條)
https://www.freem.ne.jp/win/game/18536

とってもよかった おそろしい勢いで枚数使った絵のアクションが上達してってますし・・・ユニくんの能力かっこよ

(ヤークくん+ジーン+レベータ)の図、見せられるとどうしようもなくムラッ・・・としちゃう訳です これべつに王道の綱引きではあるんですけど ジーンがそういうポジにさせられるとはまさか思わなかったからもだえる  きらっきらした駆けだし召喚士の男の子が慕ってくれるところに、全員奴隷で道具としか思ってない孤高のわっるい天才がジーンお前の理解者はわたしだけだ・・・フフ面で唆しにきますので あーたまらない・・・

血縁上/生物学的に実際、姉弟だった子たちが、そうして並んでると姉弟「のように見えますね」に移っていく感覚はよくあるもんで  事実そうである以上に、「ように見える」のほうがよっぽど強く訴えかけるものがあるというリアリズム いやここでは事実そうでもあるんですけど いろんなフィクションを通じてこういう感触のありかを培ってきたと思う  遅れてきた言葉、非対称な成長  すっかり忘れられた約束ごとに一方だけが虜囚されてる

そうだなあ 魔王様の本名があきらかになります その後メッセージウィンドウ内ではその本名をもって身内から呼ばれるんだけど、ウィンドウの上の名前欄では「魔王」という綴りが微動だにしないの  それがなんていうか、刺さったよ  「泣きそうで思わずうつむいても、頭上の王冠は傾かない」ことに月波さんは「王様性」を痛ましくも感じとっていたけれど、ぜんぜん違うゲームについてのはなしではあったけど  ところでざくアクのデーリッチは、エステルさんからは「王冠が傾くくらいうんと言う」王様、子供だと思われてた筈です 王冠なるものの扱われ方について、脱線に脱線を継いで言うとだね・・・

メッセージがひんぱんに色分けされてるのに今までとくになにか感じたことはなかったけど、この3作目で氷解した思いです  どちらかというと自分の時間がようやくジーンたちに追いついたのかな